帆船「みらいへ」体験乗船
(2014/9/28)

みらいへ
(グローバル人材育成推進機構)

名古屋港で帆船「みらいへ」の体験航海が実施されたので乗船しました。「みらいへ」は元大阪市の練習帆船「あこがれ」です。

神戸港をメインに一般の乗船客を募集する航海を開催していて、船内での宿泊を伴う航海や、一日コース、半日コースの体験航海を開催しています。

この日は半日コースが2航海開催され、私は午前のモーニングセイル(料金 大人6,480円)に乗船しました。

名古屋港ガーデン埠頭の「みらいへ」

モーニングセイルは9時間30分出港の2時間30分のコースで、岸壁で受付と安全上の注意を聞いて乗船しました。

船内イベントの説明 海図を広げてコースの説明

デッキで出港式を行い、スタッフクルーの紹介とコースや船内イベントの説明がありました。

いよいよ出港

安全のため、出港時は舷側にロープが張られて舷側に近づけません。 ちょっと残念。

船首から 金城埠頭を通過

ちょうど10時になったので号鐘を鳴らさせてもらった。 ところが恥ずかしい事に回数を間違ってしまった。 大失敗。 

帆を張る準備

ロープを引っ張って帆も上げました。但し一枚だけです。最初に、スタッフクルーズがマストに登って帆を束ねているロープを解きます。半日コースでは、我々ゲストクルーは高い場所には登る事ができません。(長い航海では登る事ができます。 年齢制限はありません。)

掛け声を合わせて、帆を張りました 

「ツー・シックス・ヒーブ」の掛け声に合わせてロープを引っ張り、帆を張りました。 帆を張った後は汽帆走の状態です。 円錐形形象物を掲揚します。

ブリッジ

デッキでは椰子の実を使ったシャッフルボードゲーム、船室では海図教室が開かれました。

航海時間が短いので、残念ながら高潮防波堤の手前でUターンです。

名港中央大橋を通過

もう一度、力を合わせてロープを引き、帆をたたみました。

畳んだ帆

最後に入港式を行って下船です。 2時間半のコースで実質2時間の航海時間はちょっと物足りなさを感じますが、セイリングの楽しさの一端を感じさせてもらいました。

料金(半日 6,480円)は一般の感覚からは高めです。 維持経費の高い帆船なので止むを得ないのでしょうが、「みらいへ」が成功するかどうかに大きく影響しそうです。

午後のセイリングに出港


2014年乗船記一覧に戻る