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阪九フェリーせっつ乗船記
(2022/4/14~15)

せっつ(阪九フェリー)
総トン数:16,300トン
全長:195m 全幅:29.6m
就航:2020年3月

せっつ(阪九フェリー)、フェリーふくおか(名門大洋フェリー)に乗船して、阪神~新門司を往復してきました。

①阪九フェリー せっつ乗船記(2022/4/14)
②関門海峡周辺を散歩した(2022/4/15)
③名門大洋 フェリーふくおか乗船記(2022/4/15)


【神戸港六甲アイランドフェリーターミナル】

六甲アイランドフェリーセンター

JR住吉駅から連絡バス(230円)を利用してフェリーターミナルに来ました。

インターネットで予約・事前決済済みですがターミナルの窓口で乗船券とルームキーを受取る必要があります。長くない列でしたが、検温していない人が居たり、車検証を持って来ていない人が居たり、でなかなか列が進みません。事前決済済みの場合は簡単に乗船券を受取れるシステムだと良いのですが。

みけやん

【乗船】

出港1時間前から乗船開始になりました。ターミナル窓口で時間が掛かったので手続き完了後、直ぐに乗船できました。

乗船開始

【出港】

定刻(18:30)出港です。スマホで雨雲レーダーを見ると雨雲が直ぐ近くまで接近しています。

神戸港六甲アイランドフェリーターミナル

隣の岸壁は大分行き「さんふらわあごーるど」 離岸

【6階展望ルーム】

離岸後直ぐに6階船首の展望ルームに行き、展望ルームから出港を見ました。

展望ルーム 

神戸空港を過ぎた辺りから強い雨が降り始め、ときおり稲光が光っていました。船首の窓ガラスにも雨が吹き付けました。
宮崎カーフェリーの新造船「フェリーたかちほ」が港外に停泊していましたが、僅かに存在が分かる程度でした。

窓外に光が漏れないように展望ルームは真っ暗にしています。展望ルームの上には操舵室があり、操舵室からの視界を妨げないためです。真っ暗な部屋に驚いて直ぐに帰ってしまうお客さんも居ました。

フェリーたかちほ 明石海峡を通過

【6階レストラン】

この航路最大の見所である明石海峡を過ぎたので、レストランで夕食を取りました。

中央の席

窓際の席

昨今の物価高騰の影響を受けて、4/11より一部メニューの価格変更がありました。同時にライスと味噌汁の無料の「お替りサービス」が終了しました。

この日は泉大津発の「いずみ」が機関故障で欠航のため、本船は混雑することを予想していましたが、お客さんの数は思った程多くはなくレストランも空いていました。
阪九フェリーのメニューの中で人気のある鉄板焼きを注文しました。鉄板焼きは作りたてを席まで持ってきてくれます。

ホルモン鉄板焼き

レストランの入口 レストランの出口

【7階大浴場】

夕食後、大浴場に行きました。コロナ対策で入口に混雑度を表す赤・黄・緑のランプが灯っています。
ランプが黄色だったので入場を見合わせていたら、直ぐに緑色に変わったので大浴場に入りました。しかし大浴場の中はガラ空き状態で、露天風呂も独り占めでした

【エントランス】

煌びやかな吹き抜けのエントランスは阪九フェリーの特徴です。

エントランス

エントランス

7階から

【5階の船内施設】

乗船口
神戸の観光地がイラストで描かれている

「せっつ」の名前は兵庫県南東部を中心とする旧国名なので、船内の内装は神戸を意識したものがあります。乗船口横のパネルは神戸の観光地をイラスト化したデザインです。

売店

キッズルーム

エレベータ前の休憩スペース

【6階の船内施設】

休憩スペース 
 
乗船記念撮影ポイント

【7階展望ロビー】

展望ロビー
 
展望ロビー 船尾側 外から見た展望ロビー
 
トイレ前の衝立て

【船室:デラックス和洋室】

デラックス和洋室3人室を利用しました。「ふねこもニャッ得春のめちゃ得キャンペーン」を実施していて、デラックス和洋室は1名で利用しても貸切料金が不要です。
神戸便の「せっつ」と「やまと」のデラックス和洋室にはトイレが付いているので便利です。泉大津便の「いずみ」と「ひびき」の同じタイプの船室にはトイレは付いていません。

デラックス和洋室 トイレ

「せっつ」は振動が無く、静かで快適です。

3人目用のマット 船内グッズ

女性限定で浴衣の無料貸出サービスを実施していました。外国人客には良いサービスです。何時からやっているのだろう? デラックス以上限定? 今まで気が付きませんでした。

浴衣貸出サービス お湯も出る洗面台

【新門司港入港】

朝7:00入港で慌ただしいのでレストランでの朝食は諦め、売店で焼きたてパンを購入して済ませました。

焼きたてパン

間もなく入港

泉大津航路の「いずみ」は機関の故障で休航中です。ちょうど錨の引き揚げ作業中でした。この後神田ドック川尻工場(旧神田造船所)に向け出港して行きました。

いずみ(阪九フェリー)

豊洋丸(トヨフジ海運)

船首に社旗を掲揚

フェリーきたきゅうしゅうⅡ(名門大洋フェリー)

フェリーりつりん(オーシャン東九フェリー)

船首の展望ルームから見た入港風景

定刻7:00に徒歩客の下船が始まりました。

下船

門司港まで無料連絡バスを利用しました。朝のラッシュで渋滞していたので30分くらい掛かりました。連絡バスの座席には携帯用のコンセントが設置されていました。

携帯用コンセント

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