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近江八幡
水郷めぐり・八幡堀めぐり
(2024/3/31)

水郷めぐり

琵琶湖東岸(湖東)に位置する近江八幡で、2つの和船の水辺めぐりに乗船しました。

【水郷めぐり】

近江八幡の水郷めぐりは、琵琶湖の内湖である「西の湖」と葦の群生地をめぐる遊覧船です。

水郷めぐり

水郷めぐりは4社が運航していて、エンジンを動く船(2社)と櫓と竿を操る手こぎ舟(2社)があります。様々な風景を楽しむならエンジン船、情緒と雰囲気を優先するなら手こぎ舟がお勧めです。

ボートの練習 長命寺川 河口

私は水郷地区を広範囲に見たかったので一番コースが長い「びわ湖観光」の船に乗船しました。所要時間:1時間、料金:2,200円です。
「びわ湖観光」の船着き場は琵琶湖に流れ込む長命寺川の河口近くにあります。長命寺川では八幡商業高校の生徒がボートの練習をしていました 。

出港

船着き場を出て長命寺川を上ります。左側には長命寺山が見えます。標高は東京タワーと同じ333mです。

長命寺山 長命寺川を上る

渡合堰は琵琶湖と西の湖の水位差を調整するための堰です。

渡合堰

水位差がある場合は堰の水門を閉鎖します。水門を閉鎖した場合でも閘門を通って船は行き来できます。

渡合堰 閘門

渡合堰を通過後、長命寺川から逸れて狭い水路に入ります。

狭い水路に入る

島真珠水郷観光船乗り場

水路の左側には葦の群生地があり加工場もあります。それぞれの葦は所有者がいます。

葦の加工場

冬から初春に掛けて葦を刈り取ります。その後、葦焼きをして病害虫を駆除します。ちょうどこの日はタイミング良く葦焼きが見られました。

葦焼き

他社の水郷めぐりの船の他に、カヌーツアーにも行き会いました。

手漕ぎ舟と行き会う 低い橋を通過

この辺りは電線などの邪魔物が無く、時代劇の撮影によく使われるとのこと。橋の上にはお侍さんが佇んでいました。

江戸時代にタイムスリップ

西の湖に出ると多数の細い杭が並んでいます。ここではイケチョウガイを利用した淡水真珠の養殖が行われています。

遠くで葦焼き 淡水真珠の養殖場

西の湖から長命寺川を下って船着き場に戻ります。

長命寺川を下る

渡合堰付近から川下の両岸には釣り人が沢山います。長命寺川はバス釣りの人気スポットとのこと。

バス釣りの釣り人

【八幡堀めぐり】

八幡堀は安土桃山時代に豊臣氏が八幡山城を築城した際、市街地と琵琶湖を連結するために造られた水路です。

八幡堀めぐり

近江八幡の桜(ソメイヨシノ)はようやく開花した状態です。

八幡堀めぐり

近くにはラ・コリーナ近江八幡があったりして、八幡掘周辺は多くの観光客で賑わっていました。

八幡掘めぐり船着き場


八丁堀めぐりは2社が運航していて、エンジンを動く船(1社)と櫓と竿を操る手こぎ舟(1社)があります。私は「八幡堀めぐり 和でん」に乗船しました。所要時間:35分、料金:1500円。
八幡堀めぐり和でんは事前予約は不要で、船着き場で予約表に名前と人数を書いて乗船を待ちます。愛犬の乗船も可能です。待ち時間30分くらいで乗船できました。

乗船


別の会社の手漕ぎ舟 和でんのエンジン船

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