日本で一番派手な出港風景
2001/6/2

東海地区4県の青年会議所から集った青年達が、JC東海青年の船「とうかい号」に乗船して台湾・香港に出航しました。

団員の名前を書いた垂れ幕と紙テープが
船体を覆い隠している

JC東海青年の船は、1974年の第1回から数え今年が第28回になり、この派手な光景は名古屋港の年中行事の一つとなっています。最近の10回は、商船三井客船「ふじ丸」が「とうかい号」として利用されています。

JC東海青年の船に使用された客船:
第 1回(1974)−第 4回(1977)コーラルプリンセス
第 5回(1978)−第 8回(1981)にっぽん丸(先代)
第 9回(1982)−第18回(1991)新さくら丸
第19回(1992)−第28回(2001)ふじ丸

参加者を激励するパフォーマンスが岸壁の至る所で演じられていました。2時間以上のパフォーマンスで見送りの人達に疲れが見え始めた頃「ふじ丸」は出港しました。
もやいが解かれて、岸壁を少し離れたところで「ふじ丸」はしばらく静止したままでした。”もうそろそろ行ってもいいですか?”と言いながらようやく「ふじ丸」は岸壁から遠ざかっていきました。
紙テープの後片付けは、岸壁も船のデッキも大変だった事でしょう。

紙テープを引きづりながら出港する
「ふじ丸」

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