ぱしふぃっくびいなす
御披露目見学会
1998年4月8日(名古屋港)

総トン数:26,518トン
全長:183.4m、幅:25.0m
定員:720名(266室) 、乗組員:180名

日本クルーズ客船の新造船「ぱしふぃっくびいなす」が4月12日の就航を前に御披露目のため8日名古屋港に寄港したので、見学に行ってきました。


デッキプラン(PDF)

エントランス

<客室>
値段の最も安価なステートルームは、ツインベッドで2名使用が基準です。3名で使用の場合は、ソファーベッドを使用します。あまり広くないので3名入るとかなり狭そうです。
最高級のロイヤルスイートルームは4部屋あり、こちらは余裕の広さです。各々の部屋毎にデザインが異なっているので予約の時に指定した方が良いでしょう(ふなむしはこの部屋とは縁が無さそうですが)。長いクルーズのための衣装を一杯持って行っても大丈夫な大きなウオークインクロゼットも用意されています。ベランダ付きで浴室からも海が見えます。

<ダイニングルーム>
客室のタイプにより、ダイニングルームが分かれています。一般船客用はメインダイニング、スイートルームの船客はダイニングサロンで食事をとります。

メインダイニング(一般船客用)
ダイニングサロン(スイートルーム船客用)

<ラウンジ>
夜のショーは、主にメインラウンジで催されます。エントランスロビーには、キャプテンの写真と並んでエンターテイナーの写真も飾られていて、夜のイベントにも力を入れているのが感じられます。期待したいものです。

メインラウンジ
オブザベーションラウンジ

ピアノサロン

<デッキ>
プールデッキの横にはジャグジーがあって、星空を見ながらの温泉気分が味わえます。船尾には大きな木甲板のデッキもあり、船上運動会やデッキランチにも余裕の大きさです。

プールデッキ
船尾のオープンデッキ

<チルドレンルーム>
日本のクルーズ客船としては、初めてチルドレンルームが設けられました。子供連れでも安心してクルーズを楽しむことができます。専任の担当が世話をするとのことです。

チルドレンルーム

<全般の印象>
船内の各施設は、同じ会社の先輩「おりえんとびいなす」とよく似ており、「おりえんとびいなす」への乗船経験のある人には分かりやすいレイアウトですが、船のサイズが大きくなったので全体的にゆったりとしています。
ハードウェアとして予想以上の出来映えです。ソフトウェアは実際に乗船して見なければ分かりません。期待はずれにならないよう頑張ってほしいものです。


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