(1)寄港地の紹介
(バルセロナ〜ビルフランス〜リボルノ)
(2)寄港地の紹介
(チベタベッキア〜ナポリ〜パレルモ〜バルセロナ)
(3)ボイジャー・オブ・ザ・シーズの船内
(4)地中海で出会った船
(バルセロナ〜ビルフランス〜リボルノ)
(5)地中海で出会った船
(チベタベッキア〜ナポリ〜パレルモ〜バルセロナ)
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Voyager of the Seas (Royal Caribean International) at VILLEFRANCHE 総トン数:138,000トン 全長:310m、全幅:48m、 旅客定員:3114名、就航:1999年 推進方式:ディーゼルエレクトリックポッド式 |
ボイジャーの船内設備は、カリブ海で乗船したナビゲータと、ほとんど同じです。一部の紹介文は、ナビゲータの乗船記を流用しました。悪しからず。また、比較のため昨年乗船したザイデルダム(ホランドアメリカ)の事に触れています。
4層吹き抜けのロイヤル・プロムナードは、この船の最も特徴的な場所です。カフェや多くのショップがロイヤル・プロムナードにあります。また、イベントの多くが、ここで開催されます。
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朝のプロムナード | 夜のプロムナード |
Island Frenzy Parade(1st evening)
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トランペットのファンファーレで始まりました。船長から主要なスタッフが紹介されました。ここで配られる飲み物は無料です。
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始まりを告げるファンファーレ | 船長(右)から、スタッフの紹介 |
プロムナード全体がディスコティックになりました。
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クルーズ最後の夜は、世界各国のパレード・パーティー
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Cafe Promenadeは24時間営業の無料のカフェです。コーヒー、ミルク、ティーバック、お湯がセルフサービスで利用できます。紙のカップでキャビンに持ち帰ることもできます。また、時間帯により、パン、サンドイッチ、ケーキ類、ピザが供されて、これらも無料です。
Ben & Jerryには、アイスクリームやエスプレッソなどがあります。こちらは有料です。
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Cafe Promenade | Ben & Jerry |
2.ダイニング
Main Dining
ボイジャーのメインダイニングは、3層吹き抜けです。各々フロアーは、3階 Carmen(カルメン)、4階 La Boheme(ラ・ボエーム)、5階
Magic Flute(魔笛)とオペラの名前が付けられています。
夕食はオーソドックスな指定席の2回制ですが、4階と5階は3階よりも30分遅れのOPENになっていて、2x2=4種類の時間設定になっています。
朝と昼は自由席で、特に指定しないと、空いているテーブルで相席になります。メニューから注文するスタイルですが、ダイニングの真ん中にはブッフェスタイルの食事も用意されていて、組み合わせて食事を取る事ができます。港に寄港している時には、お昼はCloseの場合が多く、なかなか利用する機会がありません。
朝昼夕ともに、日本語のメニューが用意されていました。
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デザートやオードブルをデコレーションして供してくれるガラ・ブッフェは開催されませんでした。経費節約?
メインダイニングでのイベントとして、スタッフによるコーラスがありました。
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スタッフによるコーラス | ナプキンを振って応えます |
Portofino(イタリアン)は夕食のみの営業で、チャージ料$20が必要です。Mystery Dinner Theaterと称する特別な日が1日だけあり、この日はチャージ料$49.50でした。
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Portofino |
Windjammer Cafe(洋食) は、11Fにあるブッフェスタイルのカジュアルダイニングです。朝食、昼食、午後のスナック、夕食の4食が食べられます。各々の料理には、日本語の説明も書かれていました。朝食の際には、焼きたてのオムレツを注文できます。
ジュースやデザートの種類は、昨年のザイデルダム(ホランドアメリカ)に比べると少ないです。Windjammer Cafeの入口で生絞りのオレンジジュースが有料で注文できますが、ザイデルダムでは無料でした。
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Windjammer Cafe |
Johnny Rocketsは、12階後方にあるハンバーガショップです。ビニールのシートやレジスター、ジュークボックスなどは'50〜'60年風? 店員さんも店のイメージにあった人達です。店に入るとオニオンリングとフレンチフライがドンと出されます。が、ハンバーガ自体は思ったより小振りのサイズです。他にサンドイッチやデザートも食べられます。Johnny Rocketsは$3.95のチャージが必要です。
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Johnny Rockets |
船内には10ヶ所位のラウンジ、バーがあって、夜には生演奏が行われます。ラテン音楽、ジャズ、カウントリー、R&Bなど、各々で異なったジャンルの音楽が演奏されていました。
ミュージカルショーなどのメインのショーはこのシアターで行われます。
1日目 The Welcome Aboard Show (Comedy Magic Act) |
2日目 Broadway Rhythm & Rhyme (Production Showtime) |
3日目 Laraf (Magic & Illusions) |
5日目 Los Pampas Gauchos (Argentina Gauchos Show) |
6日目 Music in Motion (Production Showtime) |
7日目 Farewell Showtime (Artistry of Fluorescense) |
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Broadway Rhythm & Rhyme | Los Pampas Gauchos |
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Music in Motion | Farewell Showtime |
舞台や楽屋を見学できる、バックステージツアーもありました。
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バックステージツアー |
Studio B
船内のアイススケート場です。昼間は乗船客がスケートを楽しめます。夜にはIce Odyssey Showtime(アイススケートショー)が観られます。
アイススケートショーは同じ演目で2回上演されます。事前に入場整理券を入手する必要がありますが、券がない場合でも開演時間に入口で並ぶと入れました。
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Ice Odyssey Showtime | Studio Bで開催されたダンス パーティー |
ロイヤルカリビアンの船には、何故かエジプト風のラウンジがあります。リピーターズパーティーはこのラウンジで開催されました。リピーター(GOLD MEMBER)には、船内施設の割引クーポンと帽子のプレゼントがありました。
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リピーターズ パーティー | Cleopatra's Needle |
Schooner Barでは、毎夜ピアノ(キーボード)の弾き語りがありました。
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帆船時代の船内をイメージしたSchooner Bar | Champagne Bar |
Pig & Whistle Pubは、英国風パブで、夜には演奏も行われます。Scoreboard Sports Barでは、常にスポーツの中継をやっています。
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Pig & Whistle Pub | Scoreboard Sports Bar |
ロイヤル・カリビアンの外観の特徴であるバイキングクラウンは、煙突に組み込まれたラウンジです。この中は4ヵ所に区切られて使用されていますが、High Notesではラテン音楽を中心にした演奏が行われました。特に最後の夜は、Jazz Cabaretと称して、シアターに出演していたシンガーが聴き応えのある歌を聴かせてくれました。
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High Notes | 19th Hole |
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Kids Talent Show | Jazz Cabaret |
客船の中でも最大級のカジノです。 カジノのキャシャーではシーパスカードでドルが買えます(他の買い物や飲み物の支払いと一緒に請求される)。船内にはATMもありました。
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Casino Royale |
Viking Crownの最上階15階にあるチャペルです。船上結婚式も可能です。
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Skylight Chapel |
インターネット接続可能なコンピュータが図書室に設置されています。インターネットの料金は1分$0.5です。日本語の入力は不可ですが、一部のPCには日本語フォントがインストールされていて日本語の表示が可能でした。どのPCに日本語フォントがインストールされているかは試してみないと解りません。回線の速度は、その時々でかなりバラつきがありました。
各キャビンにもネットワークの端子がきているので、自身のコンピュータを接続することも可能です。また、パブリックスペースでは無線LANの使用も可能です。(説明書によると)
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図書室 |
船首にあるフィットネスセンターは広いです。ルームランナーなどのマシンは台数が多いので、待ち時間なしに自由に使用できます。スタジオは、ヨガやピラテスなどの一部のプログラムは有料($10)です。
サウナ、スチームルーム、ジャグジーが完備なので、トレーニング後に身体を休めることができます。
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フィットネスセンター | ジャグジー |
5.キャビン
インサイドルームを申し込みましたが、ワンランクアップのロイヤルプロムナードに面した部屋になりました。シャワー室がカーテンでなく扉で仕切られたブース状になっているのが便利です。
キャビンのテレビは、通常のTVの他に有料TV、ルームサービス、ショアーエクスカーションの申し込み、シーパスカードの利用額が確認できる多機能タイプです。
果物のサービスやバスローブはありません。(昨年のザイデルダムはありました)
一度、トイレが流れない事があり、早朝にハウスキーピングに電話すると、朝食から帰った時には直っていました。そんな話を同じツアーの人に話したら、他の部屋(複数)でも不具合があったとの事。トイレの不具合遭遇率は高い様です。中には、何度もトラブルが起こるので「もう自分の部屋のトイレは使っていない。」という方までいました。お気の毒。
日本からのツアー客のチップは、旅行会社が事前徴収します。(便利なのかどうなのか?)
船内での買い物や飲み物、エクスカーションの料金の引き去りは、ドル建てと円建てのどちらかを選択できます。ドル建て払いにしてクレジットカード会社のレートで円に換算した方が有利な様に思います。
船内の買い物には、物品で16%、飲み物などは7%の税金が付加されます。これはスペインの税率と一致しています。外国人の場合、購入品を未使用でEU外に持ち出す場合は、税金の払い戻しがありますが、船内で購入の物品(合計90.15ユーロ以上の場合)も対象とのこと。
下着は洗面台で洗濯してバスルームに干しますが、他の船に比べて乾きが遅かったです。部屋の乾燥度が低いのは、身体には良いかもしれません。クルーズの後半に、ランドリーバッグ1杯で$20の洗濯バーゲンがありました。ランドリーバッグの大きさがいつものより小さめなのは気のせいか。
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窓の向こうはロイヤルプロムナード | キャビンの窓から |
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毎夜楽しませてくれたタオルのデコレーション | キャビン外側の通路 |
6.オープンデッキ
全幅48mのデッキは広大です。デッキではプールを利用したゲーム等のイベントが行われていましたが、ノンビリ日光浴の人が主流です。
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船首から見たデッキ | バイキングクラウンから見たデッキ |
最終日前日の終日航海日には、パエリア料理コンテストが開催されました。
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Paella Cook Off |
夜はイベントも無く、静かなデッキでした。
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夜のデッキ |
フィットネスセンター前方のデッキからブリッジ内部を覗き見ることができます。航海中で風が強い時には閉鎖されることが多いですが、パレルモ出港の時には、運よく出港時のブリッジの様子を見ることができました。ポッド式推進器の向きや、スラスターの稼動状況がモニターの表示で知ることができます。
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ブリッジ |
船首のデッキも、航海中はCLOSEしていることが多くて、なかなか立ち入ることができません。
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船首からブリッジを仰ぎ見る | 船首デッキはヘリポートになっている |
船尾には、ロッククライミング、バスケットコート、インラインスケート、子供用プールなどのスポーツ施設があります。
ロッククライミングに挑戦しました。無事登頂できると鐘が鳴らせます。ここぞという時にロープを支えてくれるスタッフが協力してくれると楽に登れます。お陰で鐘をならす事ができました。専用の靴を貸してもらえますが、靴のサイズをcmで伝えてもスタッフに伝わりません。靴のサイズ(インチ)と体重(ポンド)は、覚えておくと便利です。
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ロッククライミング | 夕暮れのバスケットコート |
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