②フェリー乗り比べ
「らべんだあ」
(小樽～新潟）
(2017/5/21～5/22)

らべんだあ(新日本海フェリー） 於 小樽港 2017年3月9日就航

①さんふらわあ　ふらの (大洗～苫小牧) 2017/5/20～5/21 ②らべんだあ (小樽～新潟) 2017/5/21～5/22 ③あかね (直江津～小木～直江津) 2017/5/22 ④フェリーしらかば (新潟～秋田～苫小牧) 2017/5/22～5/23 ⑤いしかり (苫小牧～仙台～名古屋) 2017/5/24～5/26

日本クルーズ＆フェリー学会が主催した北海道航路の2隻の新造船「さんふらわあ　ふらの」と「らべんだあ」に乗船する「2017年春の新造フェリー乗船会」に参加しました。引き続き、独自にフェリーを乗継ぎ、５隻のフェリーに乗船したので紹介します。

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5/21　小樽

苫小牧からのバスが順調に走って小樽に着いたので、先ずは対岸の岸壁から写真撮影。短いながらお土産タイムもありました。

対岸から撮影

らべんだあ　乗船

17:00定刻に出港。離岸の様子を見ていて、船尾を振りすぎているのではと感じましたが、小樽港のレイアウトを考えた上での操船とのこと。

小樽港出港	船尾を大きく左に振る

エントランス

夕食前にブリッジ見学会がありました。ブリッジ見学会の最中にアザラシが海面に浮かんでいるのが見えました。その内、本船は霧の中に入りました。昼間天気が良かったのが影響しているとのこと。船長から本船の説明がありました。

・推進機は、2機2軸、2枚舵。　近接2軸プロペラにより推進効率向上を図っている。4.7mのプロペラの最短距離は40cm。
・新潟港の水深が浅い（8m)ので、関西航路船のような1軸船は採用できなかった。
・ＭＡＬＳ（三菱空気潤滑システム）を採用し、燃費向上と振動抑制が図れた。「あかしあ」でのテスト結果が良かったので決定した。
・本船の外観上の特徴である垂直の船首は船首造波を低減するとともに、同じ全長の通常船首の船と比べて垂線間長が長くなり（フルード数低下）推進効率が向上する。
・２番船の「あざれあ」はトライアル無で、営業運航させる。乗組員は事前に「らべんだあ」でトレーニングする。
・北朝鮮のミサイル発射があると、直ぐに連絡が来る。（この日の夕方に発射があった）
・コックピット式のブリッジの予定はない。ブリッジで3分間動きがないとアラートが鳴る。

ブリッジ見学会	ファンネルが霞んでいる

一般のお客さんの食事が終わった後、船長もお招きしてグリルで懇親会を開催しました。食事は、通常のグリルのメニューと同じです。

船長をお招きした懇親会	グリルのメニュー「春の船旅和会席」

私のキャビンは、ステートルームＡ（ツイン)です。ステートルームにもシャワーが付いています。トイレ部分との仕切りがカーテンではなく扉で仕切られたブースになっているので使い勝手が良いです。
便器は本船もウォシュレットです。

ステートルームＡ（ツイン)	バスルーム

スイートルームも見学できました。部屋毎にデザインが異なっています。

スイートルーム01
バスルーム
スイートルーム03

カフェではピザやカレーなどの軽食が取れます。生ビールもあります。

カフェ

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5/22

レストランは、カフェテリア方式です。

レストラン

レストランの後方には、バーベキュー用のスペースがあります。

バーベキューガーデン

船首のフォワードサロンは、すずらん/すいせんクラスよりは奥行があります。

フォワードサロン

スポーツルーム

本船にも露天風呂が設置されています。

露天風呂

船尾

新潟港は信濃川の河口にあり、信濃川が運んでくる土砂で、港内の海面の色が茶色くなっています。

漁業取締船　弥彦丸（新潟県）	浚渫兼油回収船　白山（国土交通省）

ＰＳ35 ともり(海上保安庁）in 新潟造船	ALP SWEEPER(ALP Maritime Services) 航洋タグ in 新潟造船

水産実習船 若竹丸（北海道教育庁) in 新潟造船

おけさ丸(佐渡汽船)	ぎんが(左）、すいせい(右) (佐渡汽船）

9:00定刻　着岸。

新潟港入港

フェリーターミナルから新潟駅までは路線バスが利用できます(料金210円、所要15分）。付近を走る路線バスの一部の便が入港時間に合わせてフェリーターミナルに立ち寄っています。フェリーターミナルから少し歩くと路線バスが頻発しているバス停があります。

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この日の夜、再び新潟港に戻り、フェリーしらかば　で苫小牧にトンボ返りしました。「らべんだあ」は運休日で隣の岸壁にシフトしていました。

らべんだあ

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